Contents
インプラントをためらって歯を抜けたままにしてはいけません
歯が抜けてしまったまま特に問題がないからといって、そのままにしている方も多いのではないでしょうか?人の歯(永久歯)は上下合わせて28本、親知らず4本を含めると、全部で32本あります。正面から見て順に「前歯」「小臼歯」「大臼歯」と呼ばれ、それぞれ上下の歯がバランス良く噛み合うようになっています。歯は1本ないだけでバランスを崩し見た目やかみ合わせはもちろん、身体にも影響が出てしまう可能性があります。
歯を抜けたままにしてたらどうなるの?
見た目が悪くなる
歯は人に与える印象は大きく、歯が抜けたままですと見た目が悪く他の人からの印象が悪くなります。普段はあまり人の歯を意識して見ない人でも、相手の口の中に歯がなかったりするとすごく気になるものです。また、本人もそれを気にして、笑ったり コミュニケーションを取りにくくなってしまうこともあるようです。
歯が伸びる
歯は噛む相手の歯、隣の歯があることによって一定の位置に保たれます。例えば、下の歯が1本抜けたとします。そうすると、その歯と噛み合っていた上の歯が、噛み合わさる歯が無くなったことで伸びてきます。そのまま放置し続けると歯が浮いたようになり、最後には歯が抜け落ちてしまうことにもなりかねません。
顔の輪郭が変化する
奥歯が抜けた場合は頬・あごのラインが内側に寄り顔の輪郭が変わってくることがあります。前歯が抜けた場合は口元にシワができたりします。また、歯が抜けて咬む力が衰えると顔の筋力が低下し、シワやたるみが増えやすくなり、老けた印象になってしまいます。
脳への刺激が減少
噛むという行為は、脳にも良い刺激を与えます。しっかり噛めない方(合わない入れ歯をお使いの場合も同様です)は、非常に認知症になりやすいというデータも出ています。
抜けた歯の両隣の歯が傾いてくる
隣り合う歯が相互に力を掛け合うことによって、歯はその位置を保っています。歯が抜けるとその歯の両隣にあった歯にとっては支えを失うことになり歯が抜けた方向に傾いてしまいます(基本的には前の方に)。放置しておくとさらに隣の歯も同じように傾いてしまいます。そうすると、歯と歯の間にできる隙間が大きくなり歯に物が挟まりやすくなり、歯垢が溜まりやすくなって虫歯や歯周病の原因になってしまう可能性があります。また中途半端なスペースが不足しインプラントを入れることが困難になります。
消化しにくくなる
歯を抜けたままにしておくと今までのように日常で咀嚼(噛んで食べる)事ができなくなります。咀嚼ができないということは唾液の分泌も少なくなり、消化するときに消化器官に負担がかかることになり消化吸収がしにくくなります。
咀嚼能力が低下
歯が無くなると、当然すべての歯が揃っていた時に比べて咀嚼能力が低下します。
特に奥歯の噛む力は重要で、入れ歯を使用しないと転倒するリスクが2.5倍高くなるというデータがあります。下顎が不安定になり、体のバランスを保つことが難しくなるのです。特に高齢者は歯を喪失している割合も高くなりますから、転倒事故なども考慮して、入れ歯を外したままにするのは避けましょう。
発音が変わる
歯がないと隙間から息が漏れて発音が不明瞭になり、コミュニケーションを取りにくくなってしまいます。事上対話を必要とする場合などは特に不便ですので、なるべく早めに失った部分を補うための治療を受けられることをおすすめします。
治療費が高額になる可能性
「歯が1本抜けただけなら、大丈夫」と思われるかもしれませんが、抜けた歯を放置しておくことでお口の中の環境が変わり、歯並びも変化します。それによりさまざまなトラブルが生じて、他の歯の治療も必要となるため、結果的には費用がかさむ恐れがあります。
歯がないとなぜインプラントがよいのか
歯が抜けてしまうと色々な問題が起こることがお分かりいただけたと思いますが、インプラントおススメするのは、顎の骨に直接人工歯根を埋め込むので自分の歯のように強い力で噛めるからです。従来からあるブリッジも良い治療方法ですが、両隣の健康な歯を削る必要があったりと他の歯の健康をうばってしまいます。インプラントはその点全く他の歯に影響を与えず、審美性にすぐれていて噛み心地も違います。
メリットがたくさんあるインプラントですが、重度の全身疾患がある場合や、妊娠している場合、顎の骨が一定の基準に達していない場合はインプラントに不適応なこともあります。
そのため、まずは大分県のインプラント医院で相談することをおすすめします。